同じものをどうやってつくるかで結果は変わる


まねきねこ自家製小麦と大将

収穫間近の自家製小麦畑


まねきねこ農業部 そもそものはじまり


大きくなったら何になりたい?

大将の幼稚園の誕生日カードには「大人になって、米を作って、炊いて食べたい」と書いてあったそうです。
その後、いろんな人に同じ質問をされるたびに、答えはコックさん、大工さんと変わっていきました。


でも、本当になりたいのは何?


そう自問した時に、頭に思い浮かんだのは、子ども時代に父親を手伝って一緒にやった農業「農業の手伝いは嫌じゃなかった。ファザコンかな?と思うくらい、親父との農業体験が楽しかった」と話す大将。


自分の子どもに、自分が作ったものを食べさせたい


パン屋を初めた時、米を作りたいと思った大将。
それは、自分の子どもにおいしいものを食べさせたいという想いから始まりました。
自分ができることは食べることに関わること、それはお金を払ってお米を買うことではなく、自分で米を作ることにつながりました。
そのために、様々な農法を勉強しする中で、生体エネルギーに出会います。
半信半疑でいろんなことをチャレンジしてみた結果、実際にいいものはいいと実感できる体験を重ねました。


小麦は体に悪い?


そんな時、「小麦は体に悪い」「グルテンフリー」といった言葉や話題を耳にするようになりました。
ショックを受けながらも、大将は小麦の勉強を始めます。

「イネ科の一年草で、硬い外皮に覆われ、その中に可食部である胚乳と、胚芽がある」
そんな教科書通りの知識を勉強していた大将に、ある人から「小麦を知らないからだ。もっと小麦を勉強しろ」と言われたことがきかっけで、なら実際に育ててみようと、米作りの裏作として小麦作りを始めました。
それが、まねきねこ農業部の始まりでした。


実際に作っているから分かること


水を貼った田んぼで育つ米と、乾いた土で育つ小麦。
秋に収穫する米と田植えの前に収穫する小麦。

「お米と小麦、同じイネ科なのにまるで違う。紙の上の勉強だけでは分からなかったことがたくさんあった。」と大将。


同じものをどうやって作るかで結果は変わる。


例えば、学校のクラス。
まとまりがあって、団結力のあるクラスは強い。
でも、人は同じでも初対面同志や、まとまりのないチームが何かやっても弱い。
それは他のことでも、パンでも同じ。
良い状態の小麦、良い状態の水、良い状態の人が作るパンはおいしい。
「でも、一般的には、ものやパンにそういった概念がないだけ」と大将は感じています。

だから、どうやって作るか、素材をどこまで良い状態に持っていけるか、一見パン作りとは関係のないように見えることも勉強し、やってみる、実感する、自分がいいと思えたことは、お客さんへ届けたい。

そんな熱くて深い大将の想いは、そのまま「まねきねこ」のパン作りに活かされ、その味を支えています。


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